アトリエハナノキ

 トップ
 着物の生地
 芙貴子の部屋
 剛騎の部屋
 小さなお話
 お仕立て
 出店
ブログリンク
日本の暮らしの中で、昔からあった着物を服やバッグなどのアクセサリー品として現在に使えるモノ、作品作りをしています。
夏音色、涼を呼ぶ服たち、麻、絽、紗銘仙、風が通り抜けてゆく羽根のような布の服。
誰かが、着て下さったら服たちもポット明りを灯すことでしょう。
本田剛騎 本田剛騎

自分は正直全然するつもりが無かったのですが
ある飲み会でまだ19歳ぐらいの若い女のこが
着物を実際に見た事も、
触れた事も着た事もない と聞いて、
普段から着物に囲まれて
生活していた のでショックをうけ、やりたい
気持ちになりました。

最近は、どうしても着物から離れていく
時代に なっています。
タンスの肥やしになっていますというお客様が
多いのですが、それをどうにかしていきたい と
思っています。

最終的には、自分達の仕事(リメイク)が
出来なく なるのが、夢です。
というのは皆さんが着物として着て下さったり、
リメイクして着てくださったりして、
それが当たり前になればいいなーと思います。
本田芙貴子
部屋中に布を散らして真ん中に座りこみ目を閉じていると、
色々なイメージがつぎから、つぎえと
浮かんできます。
なんてきれい!!なんて愛らしい布たち、
そんな時ブラウスやスカート、ジャケット
パンツなど、いろんな物に
変身してみえます。
この色、この柄、(んー) 
コートがよろしいね、
この友禅は、(んー) 
やさしいドレスが、おにあいかしら、
この江戸小紋と、京小紋、二枚合わせて
ブラウスに、
そうそう大島紬は、薄くてつよいから、
スプリングコート、
この結城紬は、あたたかそう、
そうだ冬物のコートに
振袖はと、そうね、
おばあさんから、おかあさんへ
受けつがれて来た、着物だから
豪華なウエディングダレス
そうそう、そうしましょう。
帯があるわ、(んー) 
大胆にバッグ、どうかしら
そんな事を考えながら、うとうとしてしまう、
あたし、
布の中で、時を忘れてすごし、
幸せな気持ちでいっぱい、
残った布たちは、小さな物にしましょう。
ボウシ、(んー)、いいねそれと、携帯入れ、ブックカバー
コスター、お財布、いろいろうかんできます。
布たちが、ながく、ながく、ながく、
受け継がれますように。
本田芙貴子
inserted by FC2 system